んちゃ✋
ダムの放流について
Twitterで『放流するなら溜まる前に少しずつ放流しろ』とか、『台風くる前に空にしとけ』とか言っている人がいます。
自分もダムのことを知らない時はそう思っていました。
確かにダム放流はかなりヤバイ状態です、下流の人はすぐに避難してください。
ただ、ダムを放流するのは溜まった水を流すんじゃなくて、これ以上貯められないので、これから溜まる分を流すんです。
ただ溜めているだけじゃなく洪水を予防するために上流から流れてきた水をダムで1度止めて少しずつ流して減らしますが、それでもダメなときに初めて放流の決定をしますが、数時間前に発表があります。
ダムには主に『利水』『発電』『治水』の役割を果たしています。
利水は雨が少なくなった時のためにダムに溜めて生活用水に困らないように備えています。
発電はそのまま水力発電です、水を放流するときのエネルギーで発電します。
『利水』『発電』は今回はあんまり関係ないので省略。
今回話題になっているのが『治水』ですね。
治水で洪水調節するダムの仕組み
普段は生活用水などを貯めておき必要な分を川に流しています。(利水)
(絵心…)
大雨の時にダムですべての水を止めているわけじゃなく大雨でも川が氾濫しないように調整しながらダムに溜めつつ川にも流しています。
ダムで耐えきれる雨の量なら、大雨が止まったら少しずつ流して減らしていきます。
今回みたいに大雨が予測されるときは前もって容量を確保しておき洪水に備えます。
ただし予想をはるかに超える(ダムの容量を超える)量の雨が降った時にはダムが決壊してしまう恐れがあり、そうなってしまうと甚大な被害が出てしまいます。
そうならないために放流するのですが、ダムに溜まった水を一気に流すのではなく、今までなんとか調節しながら川に流していたのをやめ、雨が降った分をそのまま流します。
(絵心😓)
ダムがない状態と同じですね、もしダムがなかったらもっと早い段階で川は氾濫しています。
なので放流決定は仕方のないことなのです。
ダム「今まで頑張ってきたけど耐えられなくなった、今までの分は溜めとくけど後は流すね」
ってことです。
川が増水しているのになぜ流すのか不思議に思った方に少しでも伝わればと思いましたが伝わったかな?
ダムの放流が始まると今までダムで何とかしのいでいた分が流れてくるので一気に水位が上がるので十分に警戒してください、自治体から放送や連絡があると思うので避難指示があったら速やかに避難してください。
氾濫しないことを願います。
(説明下手だな…)
では✋