二種免許取得への道①
タクシーの運転手になるには自動車の免許(普通一種免許)の他に、旅客を輸送するために必要な免許(二種免許)が必要になります。
タクシー会社に入社しましたが二種免許を持っていないので、教習所に二種免許取得のために通うことになりました。
二種免許取得のため教習所へ
一種免許を取得したのが18歳のころなので30年ほど前になります、普通二輪の取得のためにも教習所に通いました、それが17~18年くらい前だったと思います。
それ以来の教習になるのですが、二輪の時は教習所で技能試験に合格すれば学科は免除されるので、特に問題はなかったのですが、今回は学科試験もあります。
二種免許は職業ドライバーの人が取得するので、長い期間通えない人も多く短い時間に凝縮して教習を受けることになります。
1日で6~7時間、学科と実技の両方をやります。
1日目
1時間目:適性検査
これは、運転適性を見るだけで、結果によって免許取得ができなくなるなんてことはないので気楽に受けてくださいとのことでした。
おそらく、技能講習での指導の仕方に使うんだと思います。
結果をもらいましたが、よくわかりませんでした。
2時間目:学科1
学科は一種免許のおさらいみたいな感じですね、とは言っても30年前なのでかなり怪しいです、忘れてること多いですね。
あと、こんなの合った?ってことが多かったです、忘れてるのか新しく法律変わったのかわかりませんが。
まずは標識なんかのおさらいみたいな感じですね。
その後二種免許の意味や重要性などをやりました。
3時間目:技能1
教習所内を運転するのは30年ぶりで普段運転しているとは言え、緊張しましたね。
まずは運転の仕方や、癖の修正(長年運転してると癖が付いてます)
シートポジションなど運転姿勢や、基本的なおさらいみたいな感じですね。
4時間目:学科2
この時間も一種免許のおさらいですが、やっぱり忘れていることが多いです、普段何気なく運転していますが、もっと路上にある標識や表示、道路にある表示などを意識しないといけませんね。
あとは間違えやすい標識や、道路の状況などについて改めて学習しました。
5.6時間目:技能2.3
技能を2時間連続でやりました、5時間目は坂道での緩やかな停止と衝撃のない発進(サイドブレーキを使った発進)ATなのでサイドブレーキ使わなくてもいいと思いましたが、ブレーキからアクセルへ足を移動するときに、一瞬衝撃があるんですね。
乗客のことを考えた発進の仕方をやりました、そのあとはスラローム、クランクなど一種免許でやるのと同じことをやります、がしかし、二種免許それだけじゃ終わりません。
バックで入り口まで戻ります、これは難しいですね。
行きは全然余裕なんですが、バックがあんなに難しいとは、試験項目にはありませんが、実際の運転ではお客さんがUターンできな道などを指示することもあるでしょうから、必要な技術ですね。
6時間目は鋭角をやりました、鋭角は一種免許ではやらないんですが二種免許では試験項目にもある行程です、最初見たときはこんなところ通れるの?って思いましたが、教官の教え方がいいのか、余裕でクリア、これは問題なさそうです。
その後はお客さんを乗せることを想定して停める練習、ポールなど目印をお客さんだと想定しての停止。
停止自体は特に難しいことはないんですが、合図や安全確認が難しいですね、普段からやってないといけないんですが、改めて方法を思い出すことができたので、普段の運転でも意識しながらやろうと思います。
1日目まとめ
運転は普段からやってるんで、余裕だと思いましたが、基本的なことは忘れてるしやっぱり運転の癖があるので、そこを普段の運転でも修正していかないといけないですね。
それよりもやばいのは学科です、大きな声じゃ言えませんが教習所のサイトで試験を受けることができるんですが、仮免許の学科試験に落ちてしまいました。
間違えたところを復習して何度もやり直さないと。
あと、指導員の人が「最近の若い人はちょっと注意すると教習所にクレーム入れてくるから、強く言えない」って嘆いていました、免許取るのは厳しいくらいじゃないといけないと思うんですが、時代なんですかね?