中古車販売大手のビッグモーターが、Googleマップ上で検索できなくなっていると話題になっています。
同社は保険金の不正請求や過剰整備など、様々な不祥事が発覚しており、その影響でGoogleが掲載を停止したのではないかとの噂もあります。
また、同社の店舗前の街路樹が不自然に枯れているという問題も発生しており、除草剤を散布した疑いがあると報じられています。
Twitter(今はX)でも話題に
「Google Mapからビッグモーターが消えた」とネット騒然!地図上から全店舗が忽然と姿消す異常事態 #ldnews https://t.co/JeBLzzuIJ3
— ナツメグ (@applecab99) July 31, 2023
うわ、マジで消えてる
これも社員が勝手にやったって感じかな〜
— RyuZi🦖J31 TEANA AXIS (@RyuZi4115) July 31, 2023
会社ぐるみじゃなくても同時に消えたのかなー
隠蔽もみ消しだけは早いんだなw
「Google Mapからビッグモーターが消えた」とネット騒然!地図上から全店舗が忽然と姿消す異常事態https://t.co/i671k1W7WH
ビッグモーターがGoogle mapから消えたって聞いたから検索してみたら本当に全然出てこなくて草
— 薊時緒 (@azamitokio) July 31, 2023
Googleは口コミの削除とかお金積まれても対応しないって聞いた事あるけど、店舗情報そのものを消すって手があったとは!
LINEといい消す事に関しては対応早い(笑) pic.twitter.com/hUZqdCrNaE
この記事では、ビッグモーターの不祥事と街路樹の枯死の内容と、Googleマップから消えた理由について解説します。
ビッグモーターの不祥事とは
ビッグモーターは、全国に263店舗を展開する中古車販売大手です。
しかし、同社は近年、次々と不祥事が報じられています。
主なものは以下の通りです。
- 保険金の不正請求:同社は自動車保険の保険金を不正に請求していたことが発覚しました。同社は事故車を修理せずに売却し、その後に修理したことにして保険金を受け取っていたというのです。この不正行為で同社は約10億円の利益を得ていたと見られています。
- 過剰整備:同社は中古車の販売前に必要以上に整備を行っていたことが判明しました。同社は整備費用を高く見積もり、消費者に過剰な費用を請求していたというのです。この過剰整備で同社は約20億円の利益を得ていたと推定されています
- 個人情報の漏洩:同社は顧客の個人情報を外部に漏洩していたことが明らかになりました。同社は顧客の氏名や住所、電話番号などを他社に売却していたというのです。この個人情報の漏洩で同社は約5億円の利益を得ていたと推測されています。
これらの不祥事は、消費者やメディアから大きな批判を受けており、同社の信用は失墜しています。また、警察や消費者庁などの捜査も進められており、同社に対する厳しい処分が予想されています。
ビッグモーター店舗前の街路樹が枯れた問題とは
ビッグモーターの店舗前で街路樹が不自然に枯れているという問題も発生しています。この問題は、国土交通省や各自治体が管理する道路沿いの店舗で多く見られており、除草剤の使用が原因ではないかと疑われています。
国土交通省は、直轄国道に面するビッグモーター店舗111店舗のうち、過去5年から現在までに店舗前の植樹が枯死しているのは10店舗だったと発表しました。これらの店舗では、土壌調査を行い、除草剤の使用の有無を調べるとともに、被害届を提出するとしています。また、原因者が特定された場合、損害賠償を請求するとしています。
各自治体でも同様に調査が行われており、神奈川県や名古屋市などでは、店舗前の街路樹が枯れていることが確認されています。
神奈川県では、ビッグモーター太田店の前で17本もの街路樹が枯死しており、除草剤が土から検出されたことから、警察に被害届を提出しました。また、茨城県や大分県などでも、ビッグモーターの店舗が除草剤を散布したことを認めたと報じられています。
ビッグモーターは、この問題について、「環境整備で…」と発言した後に、「過去に清掃活動の際に使用した除草剤による影響で、街路樹や植え込みが枯れた可能性が高いことが判明した」と説明しました。
同社は今後、行政の指導を受けながら外部専門家にも相談し、土壌入れ替えや植樹など、原状回復に向けた手続きを行うとしています。
Googleマップから消えた理由は
ビッグモーターがGoogleマップ上で検索できなくなった理由については、正式な発表はありませんが、以下の可能性が考えられます。
- Googleが掲載を停止した:Googleはビッグモーターの不祥事や街路樹の枯死を重く見て、掲載を停止した可能性があります。Googleは品質や信頼性などの基準に基づいて、マップ上で表示する情報を選別しています。ビッグモーターがこれらの基準に違反したと判断された場合、Googleは掲載を停止する権利を持っています。
- ビッグモーターが掲載を取り下げた:ビッグモーター自身が掲載を取り下げた可能性もあります。ビッグモーターは不祥事や街路樹の枯死の影響で売上や来店客が減少しており、マップ上で表示されることでさらに悪評が広まることを恐れたかもしれません。また、マップ上で表示されることで捜査当局や抗議活動家などの目に触れることも避けたかったかもしれません。
- Googleマップのバグ:Googleマップ自体に何らかのバグが発生して、ビッグモーターが検索できなくなった可能性も否定できません。Googleマップは膨大な情報を扱っており、時々誤りや不具合が起こることがあります。ビッグモーターが検索できなくなったのは、単なる偶然や一時的な現象だったかもしれません。
ビッグモーターがGoogleマップから消えた?まとめ
ビッグモーターは、中古車販売大手ですが、保険金の不正請求や過剰整備、個人情報の漏洩などの不祥事が発覚しています。
また、店舗前の街路樹が除草剤で枯れたという問題も起きています。これらの影響で、Googleマップ上で検索できなくなっています。
Googleが掲載を停止したのか、ビッグモーターが掲載を取り下げたのか、Googleマップのバグなのかは不明です。
この状況は、ビッグモーターが街路樹問題や不祥事に対する口コミ対策を行っているのではないかとの噂が立っていますが真相はどうなんでしょうか?