毎日暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は以前まで働いていた会社から連絡が来たので、そのお話。
連絡と言っても後輩からLINEが来ました、設備が壊れたのでその直し方についてでした。
めちゃくちゃ古い設備をだましだまし使っていたんです、毎回直しながら「めんどくさいな!」なんて思いながら、しかもみんなが使ってる設備なのに、なぜか壊れたら毎回こっちに言いに来るので仕事止めてそっちの対応していました。
昭和の設備なんでいい加減、買い換えてくれってずっと言い続けているんですが、なかなか買い換えてくれませんでした。
設備のせいで何度か製品に不具合が出ているにもかかわらずです、自分が辞める前にやっと見積もり取って、買い換える方向に向かっていたんです。
自分が辞めて半年経った先日「壊れたんで直し方教えてください」との連絡があったときに「まだ買い換えてなかったの?」って驚きました。
自分がいるときに業者じゃないと直せないくらい壊れたことがありました、そのとき修理してくれたメーカーさん(本来のメーカーはすでに無くなっていたので同業のメーカーさん)に言われたのが「古すぎて部品がないので応急処置しかできません、今度壊れたら直せないので、早めに新しい物に交換してください」って言われました。
それから数年経っても、買い換えようともしない会社、品質にも影響するのに何を考えてるんだか?
お客さんやライバル企業に対して、見栄えのいい大きな設備にはめちゃくちゃお金かけるのに、一番重要な最後の工程の設備にはあんまりお金かけないのは、未だに変わってないんだな。
作業者は「いつ壊れるか?不具合が出るかもしれない」など不安を抱えながらの作業なのに(そんな不安抱えてるのは直す自分くらいでしたが)そこまで高い設備じゃなくても買い換えない理由がよくわかりません。
もう辞めたんでいいんですが、びっくりして呆れた話でした。